ownCloudをUbuntu 18.04で一から構築してみた
個人用のownCloudサーバー(家サーバー)には、これまで公式で配布されているアプライアンス版(セットアップされたVirtualBoxの仮想マシン)を利用してきました。 中身について全く理解できていなかったので、1からセットアップして勉強した記録です。 あくまでも個人用で、FWの内側で動かすことを想定しているため、セキュリティー的には色々まずい点もある気がします。悪しからず…。 ownCloudのシステム要件はこちら Ubuntu 18.04 LTS Apache 2.4 + mod_php PHP 7.3 MySQL VirtualBox上のUbuntuに構築して、ネットワーク内のWindows共有フォルダーにWEBブラウザやWebDAVクライアントでアクセスできるようにするのが目的です。直接インターネットに公開はせず、サーバーはファイアウォールの内側に置き、別途運用しているnginxのReverse Proxyで公開します。 必須パッケージをインストールする sudo apt update sudo apt upgrade -y sudo apt install -y apache2 libapache2-mod-php mariadb-server openssl php-imagick php-common php-curl php-gd php-imap php-intl php-json php-mbstring php-mysql php-ssh2 php-xml php-zip php-apcu php-redis redis-server wget 推奨パッケージをインストールする sudo apt install -y ssh bzip2 rsync curl jq inetutils-ping smbclient php-smbclient coreutils php-ldap WARNING Ubuntu 18.04には、smbclient 4.7.6が含まれています。これには、SMBプロトコルのバージョン1のみを使用するという既知の制限があります。 smbclientの最新版をインストールする ownCloudの外部ストレージ連携機能でLAN内のWindows共有フォルダーを使う場合、smbclientをインストールする必要がある。しかし